旧古河庭園(北区)で10日、「秋のバラフェスティバル」が始まる。同園では約90種・180株の華やかなバラが重厚な洋館・テラス式の庭園を彩り、春と秋にフェスティバルを開催しているが、見事なバラの育成を支えているのは都の「農園芸職」。園の流儀を重んじ、職員間で技術手法や考え方を共有しながら、技能を伝承する。バラと向き合いながらいかに魅力的な庭園を作り上げるか。東京都公園協会の技能主任に「職人のこだわり」を聞いた。