都政新報

今週の都政新報

選挙プランナーの眼～地方政治の舞台裏から（６）／選挙制度と民主主義／何を基準に投票すべきなのか

　９月２７日に通常国会が閉会しました。会期は戦後最長となる２４５日間。最大のトピックスである安全保障関連法案を巡って、与野党間で近年見られなかったほどの激しい攻防が展開されました。しかし、その様子を見ながら、どこかかみ合ないものを感じた方も多かったのではないでしょうか。
　今の日本で、民主主義が正しく機能していると楽観的に捉えることは難しいかもしれません。こうした社会の中で民主主義はどうあるべきなのか、どうすれば正しく機能するのかといった根本的なテーマについては、日々悩みながら選挙の現場で働いています。少し抽象的な内容になりますが、今回はその辺りの私感を述べたいと思います。

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