新区長就任から半年/官から民へ変化じわり/墨田区 若手活用に期待の声/渋谷区 自ら発案で独自色も 4月の統一地方選で初当選した墨田区と渋谷区の新区長が27日に就任から半年を迎える。墨田区の山本亨区長は「初の民間出身」の区長として民間感覚と若さを生かした山本カラーの創出に苦心する。一方、渋谷区の長谷部健区長は大手広告代理店出身の経歴を生かして、行政マンでは出来ない新たな発想でアイデアを出している。両者ともに区議からの転身で、区長選では前区政の継承を掲げていることから目に見える大きな変化はないものの、官僚出身の区長から民間区長への転換に、区民や庁内からは区政の変化を期待する声も聞こえる。
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