同性パートナー認める/世田谷区「宣誓」、渋谷区「証明」/実効性には疑問符も 世田谷区と渋谷区は11月5日から同性カップルを結婚相当のパートナーとして認める取り組みを始める。性的少数者の人権尊重や多様性の理解につながる施策は自治体レベルで広がりつつあるが、今なお性的少数者に対する差別や偏見は根強い。両区が同性カップルに対して発行する書類には法的効力はなく、民間も含めた幅広い取り組みにつながる一歩となるかどうかが取り組みの鍵を握りそうだ。長谷部健渋谷区長は「第一歩は踏み出したが、教育分野を含めてまだまだ課題がある」と語った。
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