生活保護受給者が増える中、ケースワーカーの負担も重くなり、現場では不適切処理や不祥事が相次いでいる。保護費の多額の支給漏れや過支給などが発生した多摩市では、1年前の第三者検討委員会による提言を受けて、コンピューターシステムの改善や職員のための座学講座、専門家によるアドバイスなどの取り組みを進めてきた。