日本最東端と最南端の島を有する小笠原村。第2次世界大戦中は本土防衛の最前基地となり、昨年は小笠原諸島近海などで中国のサンゴ密漁船と見られる船が確認されるなど、地理的に他国の影響を受けやすい宿命を負っている。1次産業の振興や老朽化した都営小笠原住宅の建て替えなどの課題を抱える同村で、4期目のかじを取る森下一男村長に抱負など聞いた。