パリ同時テロで知事が哀悼の意/「都もテロ対策強化」 パリで日本時間の14日午前5時ごろ、100人を超える死者を出した同時多発テロが発生したことを受け、舛添知事は同日、コメントを発表した。「無辜の市民の方々を襲ったテロは断じて許すことが出来ない」として、先日会談したヴァルス首相やファビウス外相、イダルゴ・パリ市長に哀悼と連帯の意を伝えるとした。その上で「東京も警察官増員などテロ対策を強化し、世界一の治安を確保する」とした。 また、舛添知事は15日にフランス大使館を訪れて犠牲者追悼行事に出席した。舛添知事は式典で、テロの犠牲者と家族に哀悼の意を示すとともに、フランス語で「都は常にフランスと共にある」などと伝えた。 出席後、記者団に「他人事ではなく、東京も標的になるということを考えておかないといけない。全力を挙げて治安対策、安全安心の確保に努めていきたい」と話した。 都は犠牲者とその家族への哀悼と連帯を示すため、15日から17日まで都庁第一本庁舎と都立駒沢オリンピック公園のオリンピック記念塔をフランス国旗と同じ青、白、赤の3色に照らすライトアップを行っている。
|