国際社会で活躍する人材を育成する「東京グローバル10」/英語力の向上、国際交流等で先導的役割/今年度から3年間、都立10校を指定/個々の能力を最大限に伸ばす/3本柱で取り組みを推進/生徒の挑戦を強力に後押し 絶え間のない技術革新等により、グローバル化が急速に進む国際社会において、次代を担う子供たちには、自ら考え、判断し、行動する力が求められている。2020年のオリンピック・パラリンピック開催を控え、東京では外国人との交流機会が格段に増えることが予想される。そうした中で異なる言語や文化を持つ人々と協調しながら、諸問題を解決する資質や能力を有する人材の育成は、喫緊の課題である。都教育委員会は今年度、グローバル人材育成を一層推進していくため、その先導的な役割を担う都立高等学校及び都立中等教育学校を「東京グローバル10」として指定した。都教育委員会における東京グローバル10指定の背景と取り組み状況を紹介する。
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