路地侵入＆違法駐車⇒歩行阻害／荷さばきルールを検討／新宿・豊島区が社会実験

　繁華街に出入りする荷さばき車両の路地侵入や違法駐車などが歩行者の妨げとなっている問題で、新宿・豊島区が相次いで荷さばき集約化の社会実験を実施し、ルール作りに向けた検討を進めている。都が進める都市計画道路「環状５の１号線」の整備で、明治通りから新宿・池袋などの繁華街に流入する車両の減少が見込まれる両区。荷さばき車両を集約して歩行者空間を拡大し、まちの魅力向上と更なる誘客につなげるのが狙いだが、実験を通じて課題も見えてきた。