2015年度教員昇任選考/教育管理職に336人合格 都教育庁人事部は11月30日、2015年度の公立学校校長職候補者選考、教育管理職選考、4級職(主幹教諭・指導教諭)選考、主任教諭選考の合格者を発表した。校長選考の合格者は254人で倍率は4・1倍、教育管理職選考は336人で1・1倍、4級職選考は730人で1・1倍、主任教諭選考は1917人で1・6倍となった。校長選考の倍率は昨年度を0・3ポイント下回り、教育管理職選考と4級職選考と主任教諭選考はいずれも同率だった。校長選考には1052人が受験し、このうち職務論文の第1次選考に503人が合格し、個別面接試験を経て最終合格者を決定した。校種別では特別支援学校が10人で倍率は5・5倍と最も高く、次いで小学校141人、4・3倍、中学校70人、3・9倍、高等学校33人、3・6倍となった。教育管理職選考の受験者数は383人で、昨年度より56人減少した。このうちC選考を除く第1次合格者数(第1次選考免除者を含む)は363人。選考区分別の合格者は、A選考が80人、B選考が242人、C選考が14人となっている。4級職選考には789人が受験した。主任教諭選考の受験者数は昨年度を346人上回る2996人となった。
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