今年11月、歴史的な政権交代が起きたミャンマー。急速な都市化が進む旧首都ヤンゴンで、都環境局と東京都環境公社が廃棄物分野の支援に乗り出している。国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力」の枠組みを活用して始めた廃棄物処理の改善を皮切りに、現地職員の能力を向上させるための冊子や住民協力を求めるパンフレットも作成。人口600万人とも言われる同市のごみ処理を、経済成長でごみ量が急増した東京の過去の経験も生かして支えている。