後期高齢者医療/次期保険料10万円超に/医療給付費の増加で 75歳以上の高齢者を対象とした公的医療保険の運営主体である東京都後期高齢者医療広域連合(会長=西川太一郎荒川区長)は9日、2016年度と17年度の次期保険料率について算定案を公表した。後期高齢者の保険料は2年に一度改定されているが、今回の改定では均等割額と所得割率のいずれも前期(14年度と15年度)を上回り、1人当たりの平均保険料額が初めて年間10万円を超えた。後期高齢者の保険料は改定の度に増加しており、低所得者の保険料負担の軽減が課題となりそうだ。
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