大学生の勉強時間を確保するため、今年度からPR活動や選考開始が後ろ倒しになった自治体や民間企業の採用試験。都では、経団連に加盟した企業などと選考が同時スタートとなった結果、民間企業を併願した合格者が増えたという。就職先を迷っていた合格者に対し、各局の事業の理解を深めてもらおうと、職員による個別相談を実施した。16年度採用試験の受験者も見据え、都庁の仕事を周知しようと、総務局は12日の都庁セミナーで説明と相談の充実を図っている。