乳幼児によるボタン電池誤飲が相次いでいる問題で、東京都商品等安全対策協議会(会長=越山健彦千葉工業大学社会システム科学部教授)の3回目の会合が16日に開かれ、安全対策が都側に提言された。提言では、ボタン電池の安全対策や安全基準の強化、消費者の安全意識の向上などが盛り込まれたが、ボタン電池を使用しない設計の検討を求めた内容に対し、家電製品協会が不満を漏らした上で、議論する時間が必要だったと指摘した。