豊島区/圏域外特養156床整備を/有識者研究会が報告書/他分野連携にも言及 豊島区が特別養護老人ホームの整備手法をテーマに設置した調査研究会(有識者らで構成、委員長=大森彌東大名誉教授)は12月24日に報告書を取りまとめ、高野之夫区長に提出した。報告書では、圏域外特養ホームの整備を進め、2025年度までに156床を確保するよう提言。まずは、区が高齢者コミュニティー「日本版CCRC」に関する検討を共同で進める埼玉県秩父市と圏域外特養ホームの整備について協議するよう求めた。高野区長は「報告を受け止め、区がどうするかで真価が問われる」と述べ、整備に前向きな姿勢を示した。
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