引きこもり対策/成果に「明と暗」/居場所利用伸び悩む区も/関係機関との連携鍵に 都の調査では引きこもり状態の若年者(15~34歳)は都内で約2万5千人に上ると推計され、引きこもり状態にある若者の支援に本腰を入れる区が増えてきている。世田谷区は13年度に若者支援推進本部を立ち上げ、関係機関との連携を図ったサポートを行い、成果を上げている。一方で江東区のように今年度から引きこもり状態にある若者支援に本格的に乗り出したものの支援を受ける利用者数は伸び悩んでいるケースも見られる。引きこもりに特化した窓口や居場所づくりとはなっていない区もあり、取り組みには差が見られる。
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