倒壊家屋の下敷きになって多くの犠牲者が出た1995年の阪神・淡路大震災から17日で21年が経つ。災害発生時に必要な自助・共助・公助のうち、公助の手が回らない段階では、「共助」が大きな鍵を握る。福生市では1日、知識や経験の豊富な消防団OBによる災害活動応援隊「福活隊」が発足した。都内市町村で初めて全自主防災組織にスタンドパイプを配備するなど地域防災力強化に余念がない。