喪失体験の立ち直り支援/心の相談から生活サポートまで/世田谷区が新年度から 世田谷区は、死別や離別で大切な人を亡くすなど、大きな悲嘆(グリーフ)を抱えている人に寄り添う支援を行う「グリーフサポート事業」を4月から始める。新年度当初予算案に経費を計上する見通し。グリーフケアは、主に東日本大震災で多くの人が亡くなった被災地などで注目を集めており、民間団体を中心に喪失体験からの立ち直りを支援している。区はこうした民間団体のノウハウを活用して、区としての相談窓口を整備するとともに、既存の区の関係機関などと連携した日常生活へのサポートへとつなげていく考え。
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