都の2016年度予算案は、一般会計が7兆110億円と23年ぶりに7兆円を超える大型予算となった。都税収入がバブル崩壊以降、初の5年連続の増となる堅調な税収に支えられ、積極予算として編成した。来年度は舛添知事の1期目後半に突入し、具体的な成果が問われることになる。税収増の追い風に乗り、就任からの2年でまいた政策の種はどのように花を咲かせるのか。都の来年度予算をシリーズで追う。