豊島区/「リノベ」構想を策定/空き家活用で地域活性化/認証・融資来年度創設 豊島区はこのほど、「リノベーションまちづくり構想」を策定した。同区はファミリータイプの住宅供給が少なく子育て世帯の流出が続き、2014年5月に「日本創成会議」が挙げた「消滅可能性都市」に23区で唯一含まれた。これを受け、区が着目したのが、間取りや内外装など包括的な改修で住宅の価値を再生する「リノベーション」だ。区は住宅建物に占める空き家の割合が23区でワースト1位という「弱点」をリノベーションで「地域活性化の起爆剤」に変えようと、構想に独自の認証制度や融資制度の創設を盛り込んだ。
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