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〝よそ者〟の視点で/島の魅力を発掘/八丈島/(公財)東京都農林水産振興財団花粉の少ない森づくり運動担当課長 松川敦

プロジェクト立ち/上げのきっかけ
 私が3月まで勤務していた八丈島は、東京から南へ287キロメートル、伊豆諸島の南部に位置しており、〝常春の島〟と呼ばれています。かつて、NHKで放送された人形劇『ひょっこりひょうたん島』のモデルとなったとも言われている、二つの火山がつながった地形の島です。
 昭和40年代後半の離島ブームの時には、最も人気がある新婚旅行先の一つとして、年間20万人を上回る来島者がありました。しかし、その後は来島者の減少が続き、2010年の調査では10万人程度にまで半減している状況です。

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