都都市整備局は、今年度の最終補正予算で410億円の減額補正を行った。局の当初予算1579億円のうち、実に4分の1以上を減額したことになる。この半分以上の251億円を占めたのが特定緊急輸送道路の沿道建築物耐震化事業だ。計画では今年度末で耐震化率100%を達成する目標を掲げていたが、昨年12月時点の耐震化率は80・9%にとどまっている。局は来年度以降、新たな目標値を設定し、事業の立て直しを図る。