| 私の新人時代 汗と涙の奮闘記(1)/「物理の宮嶋」/呼び名に感激 私は1991年、当時は高尾にあった都立八王子高陵高等学校(館高校と統合されて現在は翔陽高校)の物理の教師になりました。 当初、私は大田区に住んでおり、往復4時間かけて通勤していましたが、初めての教師の仕事に無我夢中で、通勤がつらいと感じる余裕もありませんでした。 私は、小学生の頃から理科が好きで、高校時代に物理に魅了され、大学で物理を専攻し、「初めて物理に出会う生徒に、この美しい世界を伝えたい」という思いで高校教師を目指しました。 教師になって、周りの教員や生徒から「物理の宮嶋」と呼ばれるのが無性にうれしく感じたことを思い出します。
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