都政の潮流/膨張型都政は持続可能か/~知事・議会蜜月の先にあるもの豹変した舛添知事 第1回都議会定例会の舛添知事の施政方針演説に、議員や職員など知事の演説を聞き慣れた人の多くが違和感を覚えたはずだ。これまで「早口、役人の書いた原稿の棒読み、知事自身の言葉がない」などの批判が出ていたが、今回は、自身の経験や自民党議員の名前を何度も出してヨイショしつつ、ゆっくりと読み上げたからである。 この変化は、自民・公明に対する代表・一般質問の答弁でも繰り返された。背景には、知事と議会(自民党)の関係の改善がある。新国立競技場の建設問題などを巡り、隙間風が吹いていた両者であるが2月上旬、知事と自民党大幹部が会談し、「手打ち」したと言われている。知事の議会答弁の変化は、議会側の意向の反映だろう。また、知事の定例記者会見を週2回から1回に戻すことになった。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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