港区が調査結果／都心なのに買い物不便／移動販売車が不可欠に

港区政策創造研究所は、タワーマンションを始め集合住宅８６６５世帯を対象とした区民消費に関する大規模調査の結果をまとめた。
　同区では、地域によって区民の日常生活に必要な物を取り扱う店舗が少なく、買い物に不便な実情がある。大都市中心部であるにもかかわらず、タワーマンションを中心とした大規模開発の中には既存の住宅地にあるような地域の消費者を支える多様な店舗が集積していない。一方、大都市中心部であるがゆえ、オフィス街近辺や繁華街の商店街では、地域住民の生活の利便性よりも集客を目的とした店舗が多く、会社員や学生などを対象としている場合が多い。

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