特別支援教育におけるICTの可能性/「障害」を取り除く有効な道具に/国立特別支援教育総合研究所 金森克浩「僕の考えでは、『障害』は『困っていること』で、『障害者』は『困っている人』です。『困っている人』は助けられる人や助けられるモノがあれば助かります。僕は困っている人だけど、僕を助けてくれるモノや人がいたら、困っている人を助けるモノを作れるし、助けることもできます。みんなで助け合ったら困っている人はいなくなります。そんな社会にしていくべきだと思います」 これは、読み書きに困難がある小学生が書いた文章だ。大人でも書けないようなこんな文章を読んで、「書くことに困難があるの?」と思われるかもしれない。しかし、彼がこれを書けるのはタブレットPCを使ったからである。もしも手書きで文字を書こうとすると別掲のような文字になってしまう。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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