| 大震災で都庁舎も被害/体育室のスプリンクラーから漏水/天井のボードが抜ける東日本大震災は、築20年が経つ都庁舎にも被害を与えた。地震が起きた3月11日午後、第二本庁舎33階の体育室では、天井裏のスプリンクラーの配管が緩んで水が漏れ出し、石膏ボードの天井の一部が抜けた。あふれ出した水は体育室の床下にもたまり、階下のフロアなどにも天井から水が漏れた。今回の震災では、超高層建物への被害が懸念される長周期地震動も観測された。現在、都庁舎では設備更新の計画が進められつつある。万一、建物躯体への補強が必要となった場合には、設備更新との整合性を図りながら、耐震対策を講じることになる。
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