杉並区／待機児童解消に苦肉の策／清掃用地転用で都と協議

来年４月に待機児童数が急増する見通しとなり、「保育緊急事態」を宣言した杉並区は１８日の第１回臨時区議会で補正予算が可決されたことを受け、新たな緊急対策に着手した。対策では、保育施設の整備用地として、区立公園や職員住宅などとともに、旧杉並中継所管理棟駐車場を盛り込んだ。旧杉並中継所は２０００年の清掃移管で都と同区が無償譲渡契約を締結した際、都区合意に基づき、２０年間の清掃用途指定を条項に入れており、区は保育所用地への転用に向け、都と協議を行っているという。

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