特別区人事委調査/昇任意欲、性別・職層で意識差/女性は「家庭・仕事の両立困難」 特別区人事委員会はこのほど、職員の昇任に関する意識調査結果をまとめた。上位職への昇任を迷っている主な理由として、「まだ経験が浅い」「家庭と仕事の両立が難しい」「職責と処遇が見合っていない」などの意見が上がり、性別や職層でも意見の違いが出る結果となった。特別区では2010年度に実施した意識調査の結果を踏まえ、管理職・係長職昇任選考の制度改正に着手したが、依然として昇任選考受験率が低迷し、昇任意欲の醸成が課題となっていることから、更に検証を深める目的で調査を行った。
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