２１日付で舛添要一氏が東京都知事を辞職し、７月３１日投開票で選挙がされることとなった。公費出張、公用車の使用状況、政治資金の使途など、「一連の問題」に対して、東京都議会の与党自民党・公明党を含む各会派が不信任議決案を提出するに至って、任期を全うすることなく辞任に追い込まれたものである。このように、都議会の政治的圧力により任期途中で辞任することは、前任の猪瀬直樹氏から連続であり、さらに言えば、任期途中で知事職を放擲（ほうてき）することは、前々任の石原慎太郎氏から３連続である。