１４日告示・３１日投開票の都知事選で、西川太一郎会長（荒川区長）など特別区長会の「有志」５人が４日、千代田区内で会談し、元総務大臣の増田寛也氏に出馬を要請した。西川会長は「総務大臣時代に何度も陳情したが、分権制度の促進について非常に理解していただいている」と出馬を求めた。増田氏は「大事なのは都政の課題を解決できるかどうかの一点だ」と述べたが、出馬は明言しなかった。２０１４年の都知事選でも区長会は「有志」で舛添要一氏を支持したが、任期途中で辞任。今回、行政経験の抱負な増田氏に白羽の矢が立った形だ。