区部/待機児童16区で増加/湾岸地域で需要膨らむ 都福祉保健局が19日、4月1日現在の区市町村別の待機児童数を明らかにした。23区の待機児童数は5598人となり、前年を596人上回った。都内全体の増加数である652人の9割以上を23区分が占めている。大きな要因は、就学前児童人口の急増だ。中央区、港区、江東区、品川区など、湾岸地域で就学前児童の増加が目立つほか、0歳~1歳の待機児童が多いのが特徴。認可保育所の整備には一定の時間がかかるだけに、施設開設までの時間が短縮できる小規模保育に活路を見いだす区が目立つ。
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