23区上空飛行ルート/「夏ごろ策定」区長会に説明/住民不安依然根強く 国土交通省は15日に開かれた区長会総会で、羽田空港の発着回数の拡大を目的として2020年東京五輪までに導入を目指す23区上空の新飛行ルートなどの機能強化策の説明を行った。国交省は今年の夏までに「環境等に配慮した」方策を策定するとしており、策定を前に、改めて首長に理解を求めた格好だ。一方、飛行ルートが設定された区では、「情報提供が不十分」「住環境を脅かす」など住民からの不安の声や反対意見が根強く、複数の区議会で陳情や請願の審査が続いている。
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