都議補選/知事選対立構造くっきり/新宿は分裂、大田は共闘 新宿、台東、大田、渋谷の4選挙区でそれぞれ欠員1を争う都議会議員補欠選挙は、都知事選と同日の31日に投票日を迎える。都知事選で保守が分裂し、国政の野党4党が共闘したことで、都議補選の構図にも影響が出てきている。新宿区では都知事選候補の元秘書が無所属で立候補し、波乱を呼んでいるほか、大田区では国政野党が候補を一本化するなど、これまでにはない動きが見られる。当選する4人の任期は現都議会の残りの任期である来夏までしかないため、各陣営では都知事選に埋没する懸念も聞かれる。
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