東京メトロ銀座線の青山一丁目駅で１５日、盲導犬を連れた目の不自由な男性がホームに転落し、死亡した事故を受けて、交通局は都営地下鉄職員に同様の事故が起きないよう注意喚起を行い、防止に取り組んでいる。事故原因は現在調査中だが、音の反響する地下鉄で方向感覚を失った可能性や、駅構造に問題があったとの見方もある。知事の掲げる「ダイバーシティ」を目指す上でも、障害者が不安なく過ごせる環境整備は喫緊の課題だ。