児相設置19区で準備/支援策見えず様子見も/練馬区「都と十分な協議必要」 法改正により来年4月から児童相談所の設置が可能となった23区のうち、19区が具体化に向けて準備を始めたことが本紙のアンケートで明らかになった。各区では庁内に推進本部や検討委員会などを設けて課題の整理や政令市・中核市の実態調査などを始めているほか、中野区は施設の整備計画案も示している。ただ、一時保護所の設置や人材育成、専門職の確保、都との役割分担、特別区間の連携など多くの課題が残されており、具体化にはまだ時間がかかりそうだ。
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