命を守るセーフシティへ/9月1日は防災の日/「都民の理解」が鍵に/無電柱化事業/都民の意識に変化も/特定整備路線/権利者の理解確保に苦戦 「いつ起きてもおかしくない」とされる首都直下地震に備え、災害対策はかねてから都の重要施策に位置づけられている。だが、人口密集地域である都市の防災は一足飛びには進まず、いまだに課題は山積しているのが実情だ。小池知事は「セーフシティ」を掲げ、災害に強い安全な都市をつくることを4年間の公約にしている。「喫緊の課題」について、当事者である都民の理解を得ながらどのように解決を図っていくのか。現在の取り組みと課題を追った。
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