都市計画審議会/東京の「成長」と「再編」提言/「2040年代の都市像」答申/持続的発展を今から 知事から諮問を受けて、2040年代の東京の都市像(グランドデザイン)を審議してきた都都市計画審議会は2日、これまでの調査結果をまとめ、答申した。2040年代に想定される社会状況を踏まえた東京の役割と、目指すべき都市像の実現に向けた基本的な考え方を提言。大きな特徴として、東京圏を四つの地域区分に再編し、それぞれの将来像を示した。また、国内・海外と接続する交通の要所に位置し、技術や人材、施設などの蓄積もある2地域を、六本木や大丸有、新宿、品川などの「(仮)国際ビジネス交流ゾーン」、立川・八王子・多摩NTなどを中心とする「(仮)多摩イノベーション交流ゾーン」と設定し、東京のエンジンとしての役割を担わせた。
|