新宿区は、路上に置かれた広告看板などの防止や除去に関する条例案を９月の区議会に提出する。区によると、路上などの障害物に規制対象を絞った条例の制定は２３区で初めて。許可なく路上に物を置くことは道路法や都屋外広告物条例などで禁止されているが、看板などの所有者は行政から指導を受けた時だけ撤去し、再び路上に看板を置くため、取り締まりが難しいという。区は条例を定めることで路上看板を一掃したい考え。１２月施行を目指す。