豊洲新市場の地下に盛り土がされていなかった問題で、都は２９日、第１回の市場問題プロジェクトチーム会合を開く。小池知事は２１日にリオから帰国後、職員から問題の経過や原因について中間報告を受けたが、「あいまいな部分を残している」として更なる調査を指示。今月中に報告をまとめ、公開する意向だ。盛り土問題を巡っては、都中央卸売市場が環境局に提出した環境影響評価（環境アセス）で、地下空間の存在が報告されていなかったことが明らかになるなど、都庁内のコンプライアンスが問われている。