都議会3定代表質問/初論戦静かな滑り出し/公、共、民は知事に同調/緒戦は議論深まらず 都議会第3回定例会の代表質問が4日に行われ、小池知事が就任後初の論戦に臨んだ。4会派全てが豊洲新市場問題を追及し、敷地全体に盛り土をしたと説明してきた過去の答弁に「議会軽視の極み」「虚偽答弁だ」などと厳しく指摘。全会派が同問題で再質問を行う異例の事態となった。ただ、知事の政治姿勢に関しては自民党が選挙期間中の発言や公約をただし、議会軽視を指摘する場面があったが、公明、共産、民進の各会派は市場問題や情報公開の徹底など都政改革で知事と歩調を合わせるなど、全体としては静かな滑り出しとなった。
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