江戸川区/新公会計で初の財務レポート/定性分析で「分かりやすさ」倍増 江戸川区は昨年度に23区で初めて導入した都方式の「複式簿記・発生主義」の新公会計制度の下で初となる財務諸表と財務レポートを開会中の第3回区議会定例会に提示した。従来の決算資料は「数字の羅列」で分かりやすさに欠けていたが、同レポートでは定量的な分析に加えて、数値から読み取れる成果や課題などの定性的な分析も行っているのが特徴。新制度導入に際して予算体系を「一目一課」に組み替えたことにより、シンプルで分かりやすくなっている。総務省が全国共通の複式簿記の導入を進める中、同区は「数値化」「見える化」「分かる化」をより洗練させることを目指す。
|