五輪施設見直しで4者会合/知事とIOC会長が会談/バッハ会長「ルール変えぬことが利益」/会合で主導権争い IOCのトーマス・バッハ会長が18日、都庁を訪れて小池知事と会談した。都の調査チームが提言している五輪の競技会場見直し案について、バッハ会長は「報道されていることしか知らず、発言する立場にない」としながらも、都が結論を出した後、IOCと都、国、五輪組織委員会の4者による会合を開くことを提案し、小池知事も賛同した。知事は今月中に都としての方針を打ち出すことを明言し、見直しとなった場合には、組織委やIOCなどステークホルダーの承認を得られるかが焦点となる。
|