豊洲新市場の安全性などを検討する都のプロジェクトチーム（ＰＴ）は２５日、第２回会合を開き、新市場の構造的安全性について関係者からヒアリングを行い、安全性能を十分に満たしていると説明を受けた。ＰＴメンバーも構造上の安全性について問題ないとの認識を示した。来月７日の移転が延期され、様々な問題が噴出してきた豊洲新市場だが、安全性の担保に向けて一歩前進した形だ。だが、新市場は土壌汚染の問題についても課題を抱えており、今後もＰＴや専門家会議などで検討が続くことになる。移転の可否を含めた判断がいつになるかの見通しは立っていないままだ。