江戸川区/情報公開条例改正案が可決/権利乱用の禁止などで反対討論も/「知る権利」保障どこまで 江戸川区議会は10月27日の本会議で、情報開示請求の権利乱用の禁止や黒塗り費用の徴収などの規定を盛り込んだ情報公開条例の改正案を自民、公明などの賛成多数で可決した。情報公開制度は政府の行為や実態を公開・監視し国民の知る権利を保障することなどが目的だが、区は近年、特定の個人からの大量請求に苦慮し、業務に支障が出ていた。一方で区民の権利保障の観点から今回の条例改正には反対意見も根強く、情報公開制度を運用する難しさが浮き彫りとなった。
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