| 五輪トップ4者協議/バレー会場/結論先送り/2施設は現在地整備/敗戦回避の道探る 都が整備する五輪の競技施設見直しなどを協議するため、小池知事とIOCのコーツ副会長、大会組織委員会の森喜朗会長、丸川珠代五輪担当相らトップ級の4者による会談が11月29日に開かれた。検討の俎上(そじょう)に載せた3施設のうち、海の森水上競技場、アクアティクスセンターは会場変更しないことを決定したが、バレーボール会場は横浜アリーナ変更案も含め、結論を先送りした。3施設の会場変更を打ち出した都の見直し案は、当初の予定地でコスト削減する結論に軟着陸しそうだが、知事は削減した経費を五輪選手育成などに振り分ける考えを打ち出し、会場だけではなくソフトレガシー充実へ目を向ける姿勢も示した。
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