| 舟運事業化へ本腰/「採算性」「地上部管理」課題/区、都や国と連携強化 都内の水辺を活用した舟運(しゅううん)事業の取り組みが本格化している。今年度から舟運の社会実験を行っている品川区は11月29日、実験に伴う目黒川の橋梁(きょうりょう)ライトアップについて区議会建設委員会に報告した。同区は五反田地区に桟橋を整備予定で、来年度以降も実験を継続する方針だ。また、各区では、国や都と連携して舟運社会実験や情報共有などを行う枠組みもある。採算がとれるルートの開拓や「地上部」の管理などの課題を乗り越え、どう「東京の水辺」の活性化につなげるか。社会実験の実情を追った。
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