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君が代不起立訴訟/裁量権の判断示されず/教育現場から懸念の声も/子供のための教育に

校長による起立斉唱の職務命令は合憲─。最高裁は5月30日、初の判断を示した。一審・二審の判決は、都教育委員会が原告の元教員・申谷雄二さん(64)の再雇用を拒否した点について裁量権の是非を論じたが、上告審では争点にされなかった。ただ、裁判官の補足意見では「教育は、強制ではなく自由闊達(かったつ)に行われることが望ましい」と、教育行政担当者に対して注意を促した部分もある。6日には、都立高校の元教職員ら13人による類似の裁判の判決が最高裁第一小法廷で言い渡される。大阪府では、教員に対し、君が代の起立斉唱を義務付ける条例案が議会に提出されている。今回の判決は、教育現場や各地での動きに影響を与えそうだ。 


 


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