| 知事の予算査定スタート/都税収入・一般会計ともマイナスに 小池知事初の新年度当初予算案を編成する知事査定が5日にスタートした。来年度予算の都税収入は海外経済の減速などの影響を受けて企業収益が低下し、6年ぶりにマイナスとなる見通しだが、5兆円台は確保できる見込み。来年度の一般会計の予算規模も5年ぶりのマイナスとなり、6兆9千億円台半ばとなる。政策的経費である一般歳出も5年ぶりの減になる。知事は「無駄の排除」として執行率の悪い事業を中心に見直しを行うとともに、三つの「シティ」に沿った350以上の新規事業を盛り込むなど、メリハリのついた予算を目指す。知事査定は16日まで行われ、25日に臨時会見を開き、予算案を発表する見通しだ。
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