国立市マンション訴訟/市が控訴を取り下げ高層マンション建設を巡る訴訟で敗訴した国立市が事業者に支払った損害賠償金約3124万円を上原公子元市長に請求するよう求めた住民訴訟で、佐藤一夫市長は5月30日、関口博前市長による控訴を取り下げた。これにより、市に対し、上原氏に請求するよう命じた一審判決が確定した。 マンション建設で市と事業者が争った訴訟では、上原氏が市議会で「違法建築」と答弁したことを営業妨害と認定し、市に対し、事業者に遅延損害金を含む損害賠償金約3124万円の支払いを命じた二審判決が08年3月に確定。市は同月、事業者に賠償金を支払ったが、事業者は「訴訟の目的は会社の正当性を明らかにすることで、賠償を得ることではない」として、市に同額を寄付していた。
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